吉野家 介護施設・病院の給食で牛丼の提供を開始

吉野家が8月から、高齢者をターゲットにして開発した牛丼の具「吉野家のやさしいごはん」を、給食事業者を通じて介護施設や病院で提供している。これまでも施設を対象に販売を進めてきていたが、給食事業者と組んで販路を拡大するのは初めてだという。

「吉野家のやさしいごはん」は、咀嚼・嚥下の機能が衰えた人でも食べられるように作られた介護食。店舗で味わえる美味しさはそのまま −− 。そう売り込んでいる。キャッチコピーは「うまい!やわらか!たべやすい!」。弱い力でも噛めるように加工した「やわらかタイプ」と、舌で潰せるまで刻んだ「きざみタイプ」の2つがある。電子レンジや湯せんで温めて食べる。食塩相当量は100グラムあたり1.1グラム。

発売は今年2月だった。吉野家は最初の3ヵ月で全国の約50施設から注文が入ったとしている。給食事業者がメニューに加えて提供するのは今回が初。担当者は、「吉野家の牛丼は認知度が高く味も親しまれている。『おいしい』以外に『懐かしい』との声も聞かれる」と話している。

吉野家の広報は、「こうした新しいルートも活かして年間700万食の販売を目指す」と説明。「より多くの方に食べて頂きたい。個人向けの商品も新たに展開できるように取り組んでいく」としている。

介護のニュースサイト Joint編集部
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